プロテインバーで太らないための選び方と食べ方のコツ【管理栄養士監修】

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プロテインバーを食べると太る……そんな不安を抱えていませんか?ダイエット中や健康管理のためにプロテインバーを始めたいけれど、「お菓子感覚で食べていたら逆に体重が増えた」という話を聞くと、なかなか一歩を踏み出せないですよね。

結論から言うと、プロテインバー自体が直接太る原因になるわけではありません。大切なのは「選び方」と「食べ方」です。この記事では、管理栄養士の見解も参考にしながら、太らないプロテインバーの選び方の基準や、おすすめの商品、食べるタイミングまでをわかりやすく解説します。

プロテインバーが「太る」と言われる理由

まずは、なぜプロテインバーが太ると言われてしまうのか。その理由を整理しておきましょう。

カロリーの高さ

プロテインバーは栄養補助食品なので、当然カロリーがあります。間食として食べる場合のカロリー目安は100〜200kcal程度ですが、プロテインバーの中には1本で200kcalを超えるものも少なくありません。食事の代わりに食べるならまだしも、普段の間食にプラスして食べてしまうと、トータルのカロリーオーバーになりやすいのです。

糖質や脂質の多さ

すべてのプロテインバーがヘルシーというわけではありません。味をよくするために糖質や脂質が多く含まれているタイプもあります。とくにチョコレートコーティングされているものや、ナッツ・キャラメルが入ったものは、おいしい分だけカロリーも糖質も脂質も高くなる傾向があります。

食べ過ぎてしまう

「プロテインバーならヘルシー」と思い込んで、1日何本も食べたり、食事の代わりにしているつもりが間食として追加で食べてしまったりすると、当然カロリーオーバーになります。どんなに優れた栄養食品でも、食べ過ぎれば太る原因になるというのは忘れてはいけないポイントです。

太らないプロテインバーの選び方|4つのチェックポイント

では、具体的にどんな基準で選べば「太りにくい」プロテインバーを見つけられるのでしょうか。以下の4つのポイントを押さえて選ぶようにしましょう。

1. カロリーは200kcal以下が目安

間食として食べる場合は、1本あたり100〜200kcalが適切な範囲です。食事の代わりにする場合でも、1食分としては300kcal前後に抑えたいところ。ダイエット中に間食として取り入れるなら、200kcal以下をひとつの基準にするとよいでしょう。

2. たんぱく質は10〜15g以上

プロテインバーを食べる目的は、やはりたんぱく質補給です。最低でも10g、できれば15g以上含まれているものを選びましょう。管理栄養士の見解では、間食としてのプロテインバーにはたんぱく質が15g以上含まれているのが理想的とされています。たんぱく質がしっかり摂れることで、腹持ちもよくなり、結果的に間食のトータルカロリーを抑えやすくなります。

3. 糖質は10g以下が目安

糖質制限を意識している人は、糖質10g以下を目安に選ぶとよいでしょう。ただし、糖質が低いからといってカロリーが低いとは限りません。脂質が多ければカロリーも上がるので、糖質だけでなくカロリーと脂質もあわせて確認することが大切です。

4. 脂質はたんぱく質の半分以下を目安に

脂質は1gあたり約9kcalと、糖質(1g約4kcal)の2倍以上のカロリーがあります。そのため、脂質が多ければカロリーも高くなります。目安としては、たんぱく質の量の半分以下の脂質に抑えられている商品を選ぶと、カロリーコントロールしやすくなります。たとえばたんぱく質15gなら脂質7.5g以下がひとつの基準です。

補足:低脂肪と低糖質の違い

プロテインバーを選ぶとき、「低脂肪」と「低糖質」という表示を見かけることがあります。これらはどちらもヘルシーなイメージですが、意味が異なります。

  • 低脂肪:脂質が少ない商品。食品表示法では、食品100gあたり脂質が3g以下の場合に「低脂肪」と表示できます。
  • 低糖質:糖質が少ない商品。糖質の表示基準は法律で明確に定められていませんが、一般的にはロカボ(緩やかな糖質制限)の目安として糖質10g以下がひとつの基準になっています。

どちらが良いかは、その日の食事内容によって変わります。脂っこい食事をとった日は低脂肪タイプ、炭水化物を多くとった日は低糖質タイプを選ぶなど、食事全体のバランスを考えて選ぶとよいでしょう。

太らないプロテインバーの食べ方のコツ

選び方と同じくらい大切なのが「食べ方」です。せっかく良い商品を選んでも、食べるタイミングや量を間違えると意味がありません。以下のポイントを意識してみてください。

食べるタイミングは運動後30分以内が理想

運動後30分以内は、筋肉の合成を促進するゴールデンタイムと言われています。このタイミングでたんぱく質を補給すると、効率的に筋肉の修復や成長をサポートできます。また、運動直後はグリコーゲン(エネルギー源)が消費されているので、摂取した糖質もエネルギーとして使われやすく、脂肪として蓄積されにくいというメリットもあります。

食事の置き換えとして活用する

プロテインバーは、間食として食べるだけでなく、食事の一部を置き換える使い方も効果的です。たとえば、朝食がしっかりとれない日や、昼食を軽めに済ませたいときに、プロテインバー+サラダ+スープなどで栄養バランスを整えることができます。ただし、プロテインバーだけに頼りすぎると栄養が偏るので、あくまでも補助的な位置づけとして使いましょう。

間食は1日1本まで

プロテインバーはあくまでも補助食品です。1日の間食として食べるのは1本までにしておきましょう。複数本食べるとカロリーオーバーになるだけでなく、たんぱく質の摂りすぎにもなりかねません。また、お菓子の代わりにすることで、間食の質を改善するという考え方がおすすめです。

太りにくいプロテインバーおすすめ5選

ここからは、選び方の基準に沿って「太りにくい」といえるプロテインバーを5つ紹介します。それぞれ特徴が異なるので、自分の目的や好みに合ったものを選んでみてください。

1. inバー プロテイン グラノーラ

  • 特徴:森永製菓から発売されている植物性たんぱく質のプロテインバー。グラノーラのようなザクザク食感が楽しめます。
  • メリット:1本あたり114kcal、脂質0.6gと非常に低カロリー・低脂質。食物繊維も摂れ、鉄分も配合されています。
  • デメリット:たんぱく質は10.9gとやや控えめ。
  • 向いている人:脂質を徹底的に抑えたい人、ダイエット中の間食として活用したい人。
  • 向いていない人:1本で15g以上のたんぱく質を摂りたい人。
  • 購入前の注意点:低脂肪タイプなので、糖質はやや多めです。炭水化物が多い日の間食としては適していますが、糖質制限を徹底したい人は別の商品と組み合わせて選ぶとよいでしょう。

2. inバー プロテイン ベイクドビター

  • 特徴:同じく森永製菓のシリーズで、こちらは低糖質タイプ。しっとりとした食感とほろ苦い味わいが特徴です。
  • メリット:たんぱく質15.9gと高めで、食物繊維も豊富。ロカボマークを取得しているので、糖質制限中の人にも選びやすい商品です。
  • デメリット:カロリーは192kcal、脂質は9.9gとやや高め。
  • 向いている人:運動後のたんぱく質補給を重視する人。炭水化物中心の食事をとった日の補助として。
  • 向いていない人:脂質を極力抑えたい人。糖質は控えめでもカロリーは比較的高いので、間食として食べる場合は食べるタイミングを意識しましょう。
  • 購入前の注意点:低糖質ですが低脂肪ではないので、脂質の摂取量に注意が必要です。

3. 丸善 PROFIT ささみプロテインバー

  • 特徴:甘くないソーセージタイプのプロテインバー。ささみを主原料としているので、おやつ感覚ではなく食事の一部として食べたい人にぴったりです。
  • メリット:1本69kcal、たんぱく質22g、脂質0.4gと、驚くほど低カロリーで高たんぱく。味のバリエーションも豊富です。
  • デメリット:塩分が1本あたり1.4g含まれているので、食べすぎると塩分過多になる可能性があります。
  • 向いている人:甘いプロテインバーに飽きた人。ダイエット中でカロリーを極力抑えたい人。
  • 向いていない人:甘いおやつ感覚を求める人。塩分制限がある人。
  • 購入前の注意点:塩分量が1日の目安(約5g未満)に対してやや多めなので、1日1本までにしておきましょう。また、フィルムが開けにくいという口コミもあるので、事前に確認しておくとスムーズです。

4. アサヒ 1本満足バー プロテイン

  • 特徴:ドラッグストアやコンビニでも手軽に手に入る定番のプロテインバー。クランチ食感が特徴で、味のバリエーションも豊富です。
  • メリット:1本182kcal、たんぱく質15gとバランスが良い。価格も手頃で入手しやすいのが魅力です。
  • デメリット:硬めの食感で好みが分かれる。レーズン入りの商品は酸味が強めなので、甘いものが好きな人には合わない場合もあります。
  • 向いている人:コスパ重視の人。手軽にコンビニで買いたい人。
  • 向いていない人:やわらかい食感を好む人。レーズンの酸味が苦手な人。
  • 購入前の注意点:味によって栄養成分が異なる場合があるので、購入時にはパッケージの表示を確認しましょう。

5. CLEVER プロテインバー

  • 特徴:人工甘味料を使用していないパフタイプのプロテインバー。アスリート向けの品質保証「インフォームドチョイス」マークを取得しています。
  • メリット:食べやすい食感で、人工甘味料を避けたい人にも選びやすい。味は甘めで、塩チョコレートはキャラメル風味が楽しめます。
  • デメリット:1本206kcalとややカロリーが高め。脂質の詳細な数値は確認できていませんが、カロリーから見ると脂質が少なくはない可能性があります。
  • 向いている人:人工甘味料を避けたい人。アスリート品質を重視する人。
  • 向いていない人:低カロリー・低脂質を最優先する人。
  • 購入前の注意点:カロリーがやや高いので、間食として食べる場合は運動後のタイミングなどに合わせて食べるようにしましょう。

プロテインバーに関するよくある質問

Q. プロテインバーは毎日食べても大丈夫ですか?

はい、問題ありません。ただし、1日1本までにし、食事全体のカロリーや栄養バランスを考慮することが大切です。プロテインバーだけに頼らず、ほかの食品からもバランスよく栄養を摂るように心がけましょう。

Q. ダイエット中におすすめの食べるタイミングは?

ダイエット中は、食事の置き換えとして朝食や昼食の代わりに食べるか、運動後30分以内の補給として食べるのがおすすめです。間食として食べる場合は、夕方の小腹が空いたタイミングで、1本200kcal以下の商品を選ぶとよいでしょう。

Q. 粉プロテインとプロテインバーはどちらがいいですか?

それぞれメリットが異なります。粉プロテインは自分で量を調整でき、糖質や脂質をほぼゼロにできるものも多いので、より細かい栄養管理ができます。一方、プロテインバーは手軽に持ち運べてそのまま食べられるので、継続しやすいのが魅力です。自分のライフスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。

まとめ|プロテインバーは正しく選んで、正しく食べれば太らない

プロテインバーは、選び方と食べ方を間違えなければ、ダイエット中や健康管理の強力な味方になってくれます。

  • 選ぶときは:カロリー200kcal以下、たんぱく質10〜15g以上、糖質10g以下、脂質はたんぱく質の半分以下を目安に。
  • 食べるときは:運動後30分以内や食事の置き換えとして。間食は1日1本まで。
  • そして:食事全体のバランスを考えながら、自分の目的に合った商品を選ぶことが大切です。

今回紹介した商品は、いずれも「太りにくい」基準に合致するものばかりです。自分の好みやライフスタイルに合ったものを選んで、無理なく続けられるプロテイン習慣を始めてみてください。

とはいえ、体質や目的は人それぞれ。もし健康状態に不安があったり、特定の病気やアレルギーがある場合は、かかりつけの医師や管理栄養士に相談しながら取り入れるようにしましょう。

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