ダンベルスロートレーニングの消費カロリーは?驚きの効果と計算方法を解説

ダンベル

「ダンベルスローの消費カロリーって、実際どれくらいなんだろう?」
ランニングやエアロバイクと違って、数字でパッと出てこないから気になりますよね。

しかも、スロートレーニングって動きがゆっくりだから、「本当に効いてるの?」「カロリー消費は少なそう…」と感じる人も少なくありません。

結論から言うと、ダンベルスローは運動中の瞬間的な消費カロリーだけを見れば、有酸素運動に劣ります。でも、それで判断するのはすごくもったいない。むしろ、スロートレーニングの真骨頂は「その後」にあります。

この記事では、ダンベルスローに取り組むあなたが知りたい、具体的な消費カロリーの計算方法と、見落とされがちな「脂肪を燃やしやすい体を作る」効果について、わかりやすく解説しますね。

そもそも「ダンベルスロー」の消費カロリーはどう計算する?

ダンベルスローの消費カロリーは、「メッツ(METs)」という運動強度の単位を使うと計算できます。

厚生労働省の基準でも使われている方法で、信頼性の高い計算式はこちらです。

消費カロリー(kcal)= メッツ × 体重(kg) × 運動時間(時間) × 1.05

たとえば、体重60kgの人が30分間ダンベルスローを行った場合、メッツ値は3.5程度が目安です。

3.5(メッツ)× 60(kg) × 0.5(時間) × 1.05 = 約110kcal

「30分がんばって、たったの110kcal?」と思ったかもしれません。おにぎり一個分にも満たないですよね。

ただ、ここで「やっぱり効率悪いじゃん」と切って捨てるのは早計です。なぜかというと、筋トレの消費カロリーは、運動している最中だけでは測れないからです。

ダンベルスローの真価は「アフターバーン効果」と「基礎代謝アップ」にある

スロートレーニングの最大のメリットは、運動後のカロリー消費と、太りにくい体質作りにあります。

運動後もカロリーを消費し続ける「アフターバーン効果」

ダンベルスローのように筋肉にじっくり負荷をかけるトレーニングは、運動後も酸素消費量が高い状態が続きます。これがアフターバーン効果(EPOC)です。

壊れた筋肉の修復や、疲労した体を回復させるために、エネルギーが使われ続けるイメージですね。この効果は運動後、数時間から長いものでは48時間程度続くという研究データもあります。

「終わった後も、体が頑張ってくれてる」って思うと、ちょっと得した気分になりませんか?

1kgの筋肉が生む、年間約2.5kgの脂肪減

さらに重要なのが、基礎代謝の向上です。

筋肉は、体の中でエネルギーを一番消費する「エンジン」のような組織です。一般的に、筋肉量(除脂肪体重)が1kg増えると、基礎代謝は1日あたり約50kcal上がるといわれています。

「1日50kcal? たったそれだけ?」と思いましたか?

この「たったそれだけ」を、続けるとどうなるか。

1日50kcal × 365日 = 年間18,250kcal

これを体脂肪に換算すると、なんと約2.5kg分にあたります。何もしなくても消費されるカロリーがこれだけ変わるんです。

有酸素運動で同じ量の脂肪を落とそうとすると、かなりの時間と労力が必要になりますよね。スロートレーニングは、いわば「攻めの消費」より「守りの体質改善」に強みがあるトレーニングと言えます。

消費カロリーをさらに高める!おすすめのダンベルスロー種目

「どうせやるなら、一番効果の高い種目に取り組みたい」

そんなあなたに、消費カロリーの観点から特におすすめしたいダンベルスロー種目を二つ紹介します。大きな筋肉を狙うのが、効率アップの鉄則です。

ダンベルゴブレットスクワット

太ももやお尻といった、体の中でも特に大きな下半身の筋肉を集中的に鍛えられます。消費カロリーを稼ぎたいなら、絶対に外せない王道種目です。

やり方はシンプルです。胸の前でダンベルの端を両手で支え、背筋を伸ばしたまま、ゆっくり4秒かけて腰を落とし、また4秒かけて戻ります。

可動域が広がるので、通常のスクワットより強い刺激を筋肉に与えられますよ。

ダンベルアッパーカット

肩や腕、背中、そして体幹まで、上半身の多くの筋肉を連動させる複合種目です。全身運動に近いので、心拍数も上がりやすく、運動中の消費カロリーも稼ぎやすいです。

足を肩幅に開き、ダンベルを持ってファイティングポーズのように構えます。そこから、後ろ足の蹴り出しと腰の回転を使いながら、アッパーカットの要領でゆっくりとパンチを繰り出しましょう。

正しいフォームのためのおすすめアイテム

ダンベルスローで何より大切なのは、正しいフォームで行うことです。関節や靭帯を痛めず、狙った筋肉にしっかり効かせるために、以下のアイテムが役立ちます。

初心者の教科書:スロートレーニングの理論と実践

自己流だと、どうしても「効いている気がする」で終わってしまいがちです。基礎理論から正しいフォームまで体系的に学ぶなら、一冊手元に置いておくと安心です。

スロトレの第一人者である石井直方氏の著書『スロトレ スロートレーニングダイエット』は、初心者から経験者まで幅広く支持されています。「3ヶ月で引き締まった」「短時間で終わるから続けられる」といった口コミも多く、最初の一冊にぴったりです。

モチベーション維持の相棒:体組成計

体重の変化だけを見ていると、筋肉が増えて脂肪が減った嬉しい変化に気づけず、モチベーションが下がる原因になります。

そこで、体組成計が力を発揮します。タニタやオムロンといったメーカーの製品であれば、体重だけでなく、筋肉量や基礎代謝を数値でチェック可能です。

「体重は変わらないけど、筋肉量が0.5%増えた!」という事実は、スロートレーニングを続ける上で最高の追い風になります。数字で見える成果は、何よりのご褒美ですよ。

タニタ 体組成計オムロン 体組成計など、信頼できるメーカーの機種を選ぶといいでしょう。

まとめ:ダンベルスローの消費カロリーは未来への投資

もう一度、最初の疑問に戻りましょう。

「ダンベルスローの消費カロリーってどうなの?」

答えは、「運動中だけの数字に騙されないで」です。

30分で約110kcalという「目先の消費カロリー」は、正直なところ小さく見えるかもしれません。でも、その裏にはアフターバーン効果による運動後の消費増加、そして筋肉量アップによる基礎代謝の底上げという、大きなボーナスが隠れています。

ダンベルスローは、目先の消費ではなく、1年後、2年後の「何もしなくても太りにくい体」を作るための、賢い投資なんです。この記事が、あなたのスロートレーニングの一助になれば嬉しいです。

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