自宅トレーニングを本格的に始めたいと思ったとき、最初にぶつかる壁が「どのダンベルを買えばいいのか」という問題です。ダンベル選びで失敗したくない。できればコスパよく、長く使えるものを手に入れたい。そんなあなたの検索履歴に「ファイティングロード ダンベル」が残っているなら、その直感はおそらく正解です。
実は僕も数年前、まったく同じキーワードで検索しまくった一人。購入してから5年以上、汗まみれになりながら使い倒してきました。良いところも、正直イマイチなところも全部ひっくるめて、今日はこのブランドのリアルな姿を包み隠さずお伝えしていきます。
なぜファイティングロードのダンベルが選ばれるのか
Amazonや楽天でダンベルを探すと、無数のブランドがひしめいています。その中で「ファイティングロード」という単語がポンポン出てくる理由は、単純明快です。価格と品質のバランスが、個人ユーザーの感覚にジャストフィットしているから。
とくに人気を集めているのが、プレートにラバーコーティングが施されたシリーズです。鉄の塊がむき出しのダンベルと違って、床に置いたときの「ドスッ」という鈍い音しかしません。集合住宅で夜中にトレーニングする身としては、これだけで隣人トラブルのリスクが激減します。
グリップ部分はローレット加工でギザギザしており、汗をかいても滑りにくい工夫がされています。プレートとシャフトのクリアランスも妙にガタつかず、高重量を挙げるときの不安定さが少ない。こういう細かい部分が、トレーニングの没入感を支えてくれるんです。
コスパだけで判断してはいけない理由
ここでちょっと立ち止まって考えたいのが、「安さ」だけで評価することの危うさです。ファイティングロードの製品は確かに本体価格が競合より安めですが、配送料を含めた総額で見ると意外と差が縮まることがあります。重量物なので送料はバカになりません。
むしろ注目すべきは、価格に対して得られる「使い勝手」と「寿命」のトータルバランス。たとえば安すぎる無名ブランドだと、シャフトがすぐ曲がった、ネジがバカになった、というレビューを目にします。一方、ファイティングロードのダンベルで40kgや50kgクラスを扱っても、シャフトの曲がりはほぼ報告されていません。5年以上使っている僕のセットも、表面のメッキが少しくすんだ程度で、パフォーマンスに影響はゼロです。
つまり、初期費用の数千円をケチるより、何年もストレスなく使い続けられるかを基準にしたほうが、結果的に安くつくという話です。
実際に使ってわかった正直なデメリット
ここまで褒めてばかりだと信頼性が怪しいので、ガチで気になる点もお伝えします。
まず、これはファイティングロードに限った話ではありませんが、スクリュータイプのダンベルは重量変更に時間がかかります。トレーニング種目を切り替えるたびに、ナットをカチャカチャ回してプレートを付け替える。これが地味に面倒です。可変式ダンベルのようなワンタッチ操作に慣れていると、テンポが崩れると感じるかもしれません。
次にグリップの太さです。標準的な直径は約28mmですが、手の小さい方や女性には少し太く感じる可能性があります。高重量を扱うと手のひらの皮が削れやすいので、必要に応じてトレーニンググローブの併用をおすすめします。
最後にプレート径の問題。大きなプレートを使うと、ダンベルプレスやフライの可動域が制限されることがあります。胸の近くまで下ろせず、筋肉への刺激が浅くなってしまう。これは40kg以上のセットで特に顕著なので、重量が上がってきたらプレートの組み合わせ方を工夫する必要があります。
自宅トレーニーが選ぶべきおすすめセット
さて、ここからは目的別におすすめのセットをピックアップしていきます。いずれも実際の使用者の声を踏まえたチョイスです。
まず初心者や女性に推したいのがファイティングロード ダンベル 10kg×2のセット。10kgあればスクワットやヒップスラストなど下半身種目でしっかり効かせられます。ラバーコーティングなので床置きも安心です。
中級者にはファイティングロード ダンベル 20kg×2がベストバイ。プレス系の種目で胸や肩に効かせる重量として不足なく、かつ場所も取りすぎません。ベンチとセットで揃えれば、ホームジムは一気に完成します。
本気で追い込みたい上級者はファイティングロード ダンベル 40kgセット一択です。40kgあればローイング系の背中トレーニングもガッツリいける重量。長いシャフトにプレートを多めに装着できるので、高重量派のストレスを軽減してくれます。
もしスペースに余裕があるなら、ファイティングロード ダンベル 50kgセットも検討価値あり。ベンチプレス代わりのダンベルプレスで胸を潰すぐらいの刺激が得られます。ただし先述のプレート径問題は出てくるので、スピンバーベル用の細めプレートを別途買い足す手もあります。
長期使用で見えた耐久性の真実
「結局どのくらい持つの?」というのが、一番知りたいポイントだと思います。僕の所有する40kgセットは、購入から5年が経過しました。週3〜4回の使用頻度で、汗や湿気にさらされる環境です。
結果から言うと、機能的にはまったく問題ありません。シャフトの曲がり、ネジ山の潰れ、プレートの割れ、そのいずれも発生していません。ただ、ラバー部分は紫外線の当たる場所に置くと硬化が進む可能性があるので、直射日光は避けたほうが無難です。
ネット上の口コミで散見される「錆びた」という報告は、おそらく汗を拭き取らずに放置したケースだと推測します。金属パーツは使用後に乾拭きするだけで寿命が大きく変わるので、これだけは習慣化しておきたいところです。
ショップ選びで後悔しないための視点
最後に、これは製品クオリティとは別の大事な話です。ファイティングロードは主にAmazonや楽天の公式ショップで購入できますが、ショップの対応品質には賛否があります。「注文から発送まで遅かった」「梱包が簡易で箱がボロボロだった」という声がある一方、「問い合わせへの返信が早く誠実だった」という好意的なレビューも存在します。
この評価のバラつきをどう読むかは人それぞれですが、少なくとも「完璧なショップ体験を期待しすぎない」という心構えで注文しておくと、精神的なダメージは少なく済みます。重量物の配送なので、多少の梱包ダメージはどのショップでも起こりうることと割り切るのも一手です。
トレーニングは続けてこそ意味があります。その継続を支える道具として、ファイティングロードのダンベルは十分すぎる実力を持っています。自分のレベルと生活環境に合った重量帯を選んで、自宅筋トレを本格化させてください。汗をかいたぶんだけ、体は必ず応えてくれますから。


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