ダンベルプレスからベンチプレスへの重量換算表|MAX重量の目安と計算方法

ダンベル

「ダンベルプレスで片手30kg上がるけど、ベンチプレスだと何kgになるんだろう?」

こんな疑問、トレーニーなら一度は抱えたことがあるはずです。僕もそうでした。ダンベルプレスの数字に自信があっても、いざベンチプレスをやってみると「あれ、思ったより上がらない…」となった経験があります。

実はこの2種目、単純な数字の比較ができないんです。可動域も、安定性も、使う神経系も違う。でも大丈夫。ちゃんとした換算の目安はあります。

この記事では、ダンベルプレスからベンチプレスへの重量換算について、具体的な計算式と注意点をわかりやすく解説していきます。

ダンベルプレスとベンチプレスの重量換算はなぜ必要なのか

「自分のベンチプレスMAXっていくらなんだろう?」

ジムに通い始めてダンベルプレスばかりやっていると、ふと気になりますよね。特に、周りがバーベルでガンガン挙げているのを見ると「俺だったら何kgいけるんだ?」と試したくなるものです。

でもここで適当に計算して挑むと、思わぬケガにつながることも。正しい換算を知っておけば、安全にチャレンジできます。

また、プログラムを組む際にも役立ちます。「今日はダンベルで追い込んだから、次回のベンチプレスはこのくらいの重量から入ろう」といった計画が立てやすくなるんです。

ダンベルプレスからベンチプレスへの重量換算表:3つの計算式

それでは具体的な計算式を見ていきましょう。目的によって使う式が変わってくるので、それぞれチェックしてください。

1. 10回挙上時の1RM換算を求める式

これは「ダンベルプレスで10回挙がる重量から、ベンチプレスのMAX(1回しか挙げられない限界重量)を推定する」ための式です。

ダンベルプレス片手の重量(kg) × 3 = ベンチプレス1RM(kg)

たとえば、ダンベルプレスで片手30kgを10回しっかり挙げられる人なら、ベンチプレスMAXは約90kgが目安になります。

「いやいや、そんなに挙がらないよ」という声が聞こえてきそうですが、これはあくまで理論値。実際には後述するフォームや慣れの問題が絡んできます。

2. 同レップ数でのシンプル換算式

「MAXじゃなくて、同じ回数やるときの重量が知りたい」という場合には、こちらの式を使います。

ダンベルプレス片手の重量(kg) × 2.4 = ベンチプレスの重量(kg)

片手30kgなら、約72kgのバーベルと同じくらいの負荷という計算です。10回×3セットのようなトレーニングをダンベルからバーベルに切り替えるときに便利ですね。

3. 現場で使われる実用的な換算式

これは僕がパーソナルトレーナーから教わった経験則です。シンプルで覚えやすいので重宝しています。

ダンベルプレス片手の重量(kg) × 2 + 10kg = ベンチプレスの重量(kg)

片手30kgなら、30×2+10で70kg。先ほどの72kgとも近い数字ですよね。バーベルに慣れていない人は、まずこの式で算出した重量から始めてみるのが安全です。

重量換算の早見リスト

いちいち計算するのが面倒な人のために、よくある重量をリストアップしておきます。

  • ダンベル片手20kgの場合:式①でMAX約60kg、式②で同レップ約48kg、式③で約50kg
  • ダンベル片手25kgの場合:式①でMAX約75kg、式②で同レップ約60kg、式③で約60kg
  • ダンベル片手30kgの場合:式①でMAX約90kg、式②で同レップ約72kg、式③で約70kg
  • ダンベル片手35kgの場合:式①でMAX約105kg、式②で同レップ約84kg、式③で約80kg
  • ダンベル片手40kgの場合:式①でMAX約120kg、式②で同レップ約96kg、式③で約90kg

あくまで目安なので、「自分の場合はどうかな?」と試しながら微調整してください。

ダンベルプレスとベンチプレスの重量換算がずれる3つの理由

計算式で出した数字と、実際のベンチプレスの重量が合わないことはよくあります。その主な理由を3つにまとめました。

1. 可動域の違い

ダンベルプレスはダンベルを胸の深い位置まで下ろせるので、大胸筋が最大限にストレッチされます。一方ベンチプレスはバーが胸に当たった時点で可動域が終了。

この「ストレッチ幅」の違いが、発揮できる力に影響するんです。ダンベルで深く効かせている人ほど、バーベルだと物足りなさを感じることも。

2. 安定性と神経系の適応

ダンベルは左右別々に動くので、安定させるために小さな筋肉が総動員されます。バーベルは両手が固定されているぶん、高重量を扱いやすい。

でも逆に言うと、バーベルに慣れていないと「力をバーに伝える感覚」がつかめず、計算上の数字が出ないことがあります。これは筋力の問題というより、神経系の学習の問題です。

3. 重量計算に使うレップ数の落とし穴

高回数(15回以上)で限界になる重量で計算すると、1RMの推定精度が落ちる傾向があります。持久力の要素が強くなるからです。

できるだけ2〜8回で限界がくる重量で計算するのが、信頼性を高めるコツです。もしダンベルプレスを普段12回以上やっているなら、一度重量を上げて何回挙がるか試してみてください。

重量換算をトレーニングに活かす実践的な考え方

数字の話ばかりしてきましたが、最終的に大事なのは「どうトレーニングに落とし込むか」です。

ベンチプレス重量を伸ばしたいならバーベルに触れ

正直なところ、ダンベルプレスの数字をいくら換算しても、ベンチプレスが上手くなるわけではありません。自転車の練習をいくら頑張っても、一輪車に乗れるようにはならないのと同じです。

ベンチプレスの重量を伸ばしたければ、ベンチプレスをやりましょう。ダンベルプレスは補助種目として、可動域の広さや左右差の改善に活かす。この住み分けが結局一番効率的です。

フォームチェックの重要性

「換算表では80kgなのに60kgしか挙がらない」という場合、フォームに原因があることが多いです。特にバーベル初心者は、ブリッジが組めていなかったり、肩甲骨を寄せられていなかったりします。

一度、経験者やトレーナーにフォームを見てもらうことをおすすめします。たった数分のアドバイスで、挙上重量が10kg変わることもざらにありますから。

補助筋群も忘れずに

ベンチプレスは大胸筋だけでなく、上腕三頭筋や三角筋前部の力も大きく影響します。ダンベルプレスばかりやっていると、これらの補助筋群への刺激が不足しがち。

ディップスやナローベンチ、フレンチプレスなどもプログラムに組み込んでおくと、ベンチプレス重量の伸びが変わってきます。

ダンベルプレスとベンチプレスの重量換算の注意点まとめ

ここまでいろいろ話してきましたが、最後に要点をギュッとまとめますね。

まず、換算式はあくまで目安。ダンベルプレス片手の重量×3が1RM、×2.4が同レップの目安、×2+10が実用的な数字です。

そして、実際の重量はフォームや慣れで変わる。換算表通りにいかなくても落ち込まなくて大丈夫。むしろ「ここを改善しよう」というヒントにしてほしいんです。

ダンベルもバーベルも、それぞれに良さがある。優劣ではなく、目的に合わせた使い分けができると、トレーニングはもっと楽しくなりますよ。

あなたのダンベルプレス重量を入力しながら、ぜひ今日のトレーニングの参考にしてみてください。

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