「そろそろ今のダンベルじゃ物足りないんだよな」
「でも、20kgって重すぎるのかな?」
自宅トレーニングを続けていると、必ずぶつかる壁ですよね。10kgや15kgのダンベルに慣れてきて、大胸筋や広背筋への刺激が足りないと感じ始めたら、それがステップアップのサイン。そして、まさにそのタイミングで手に取るべきなのが20kgダンベルなんです。
いきなり20kgと聞くと構えてしまうかもしれません。でも大丈夫。今日は、あなたの悩みにドンピシャで寄り添いながら、おすすめの20kgダンベルを9つ、徹底的に紹介していきます。
なぜ今、自宅筋トレに20kgダンベルが必要なのか
まずは核心からいきましょう。なぜ20kgなのか。
答えはシンプルです。胸や背中といった大きな筋肉を、しっかり追い込める重量帯だから。筋肥大には「扱える重量の限界に挑む」ことが不可欠です。ずっと同じ負荷では、筋肉は「もう慣れたよ」と成長を止めてしまう。
特に男性なら、ベンチプレスやダンベルローイングで20kg〜30kgを扱えるようになると、見た目にも大きな変化が出始めます。女性なら、下半身種目(スクワットやランジ)で10kg〜20kgを担ぐことで、ヒップアップに抜群の効果を発揮します。
「重すぎるかも」という心配はご無用。今は可変式という強い味方がいます。まずは軽い重量から始めて、徐々にプレートを足していける。あなたの成長に合わせて、負荷をカスタマイズできる時代なんです。
20kgダンベルを選ぶ前に知っておきたい3つのポイント
失敗しないために、ここだけは押さえておきましょう。
ポイント1:固定式か可変式か、それが問題だ
固定式:重量が変えられない分、頑丈で価格も安め。でも、種目ごとに負荷を変えたい人には不向き。20kgの固定式を2本買うと、収納場所もバカになりません。
可変式:ダイヤルやプレート着脱で重量調整が可能。省スペースで、これひとつあれば10種類以上の種目に対応できる。自宅トレーニーには圧倒的にこちらがおすすめ。ただし、価格は5,000円台〜5万円超とピンキリです。
ポイント2:あなたの生活環境に合うかどうか
マンション住まいなら、騒音と床の傷は死活問題ですよね。
「ガシャン!」と床に落として階下の人に怒られる…そんな未来は避けたい。だからこそ、ラバーコーティングやPU(ポリウレタン)素材で覆われたダンベルを選びましょう。落下時の衝撃を吸収し、音も格段に抑えられます。床を守るトレーニングマットとの併用も忘れずに。
ポイント3:筋トレ初心者〜中級者の適正重量の見極め方
「20kgは買ったけど、やっぱり僕には重すぎた…」
こうならないために、簡単な基準を。目安は、その重量で8〜12回ギリギリ挙げられるかどうか。
例えば、ダンベルプレスで12回軽々と挙げられる10kgなら、次のセットは15kgに挑戦していいサイン。逆に、5回も挙げられない重量は重すぎます。可変式なら2kg刻みで調節できるモデルを選べば、細かな負荷設定が可能です。
編集部が本気で選んだ!おすすめ20kgダンベル9選
それでは、目的別にベストな一本を見つけていきましょう。
【プレミアム】一瞬で変わる驚きの操作性「NUO FLEXBELL」
スウェーデン生まれの本機は、20kgダンベル界の頂点と言っても過言ではありません。
最大の魅力は、片手で「カチッ」とレバーを回すだけで2kg〜20kgまで10段階に変化する瞬間調整機能。セット間の休憩タイムを削ることなく、サクサク重量変更できます。グリップの握り心地も秀逸で、滑りにくい加工が高重量でのトレーニングをアシスト。価格は5万円台と高価ですが、「時間と空間を買う」と思えば、本気のトレーニーには十分に価値があります。
【バランス最強】スムーズな重量変更とコスパの両立「iROTEC PRO」
「NUOはちょっと高すぎるな…」というあなたに届けたいのが、このiROTEC PROです。
こちらはダイヤル式で2kg〜20kgまで2kg刻みで調整可能。「ガチャガチャ」とプレートを付け替える手間がありません。特筆すべきはローレット加工が施されたグリップ。汗をかいても滑らず、高重量のダンベルロウイングでもしっかりホールドできます。重量変更のスムーズさとコストのバランスが非常によく、3万円台でこのクオリティは驚きです。
【多機能】これ1本でジム化「YOSUDA 5in1」
ダンベルだけじゃ物足りない。でも何セットも買う場所はない。そんなワガママを叶えるのがYOSUDAの5in1です。
ダンベルとして使うのはもちろん、バーベル、ケトルベル、プッシュアップバーにまで組み替えられる変幻自在ぶり。スクワットも、スイングも、プレスもこれひとつ。省スペースで多様な種目を試せるので、自宅筋トレを始めたばかりの方の「次のステップ」に最適です。価格も手頃で、入門用としても自信を持って推せます。
【本格派】頑丈さにすべてを賭ける「クロステックスポーツ ファイティングロード」
可変式に多い「ガタつき」や「壊れそうな不安」が許せない。そんな硬派なあなたへ。
別名「ゴリラダンベル」の異名を持つ本機は、頑丈さが最大のセールスポイント。鋳鉄製のプレートをガッチリと固定するネジ式で、最大20kg。可変式なのに固定式のような一体感があります。2本を連結すればバーベルにもなり、自宅を本格的なパワーリフティングジムに変貌させることも夢じゃありません。少々重い着脱作業すら「鍛錬のうち」と思える方に。
その他、見逃せない人気モデルをサクッと紹介
- Flexbell トレーニングダンベル:初心者に優しい操作性。10段階調整で、最初の一本として人気。
- Steelflex パワーブロック:コンパクトなボディに高い耐久性。海外で支持される実力派。
- ALEX ラバーダンベル:6面体で転がらない固定式。低価格で床に優しいラバーコーティング。
- エバニュー ラバーダンベル:グリップ径が細めで女性にも握りやすい。体育館でも使われる業務用クオリティ。
- BODYMAKER 可変式ダンベル:1万円台の手頃さで、まずは可変式を試したい入門者にぴったり。
20kgダンベルを買ったら今日からできる!全身筋トレメニュー
せっかく20kgのダンベルを手に入れたなら、使い倒さないと損です。種目別に、正しいやり方と一緒に紹介します。
■ 胸:ダンベルプレス
ベンチに仰向けになり、ダンベルを胸の上で構える。脇を締めすぎず、45度くらい開いて、ゆっくりと重量を胸で受け止め、爆発的に押し上げる。「大胸筋で押す」意識を忘れずに。10回×3セット。
■ 背中:ダンベルローイング
ベンチに片手と膝をつき、もう一方の手でダンベルを持つ。背筋を伸ばしたまま、ダンベルを腰の位置まで引き上げる。広背筋が「ぎゅっ」と縮むのを感じながら、重力に逆らいながらゆっくり下ろす。左右各10回×3セット。
■ 脚:ダンベルスクワット&ランジ
ダンベルを両手に持って肩の高さに構え、背筋を伸ばして腰を落とす。ランジは、片足を大きく前に踏み出し、後ろ足の膝が床スレスレになるまで沈み込む。自重とは段違いの負荷が、あなたの下半身を進化させるでしょう。12回×3セット。
■ 肩:サイドレイズ
軽めに設定したダンベルでOK。肘を軽く曲げ、ダンベルを真横に「腕を遠くに」上げるイメージで。三角筋中部にピンポイントで効かせ、立体的な肩を作ります。15回×3セット。
20kgダンベルと長く付き合うための「騒音&メンテナンス」対策
せっかく買ったダンベルも、使い方次第で家族や隣人トラブルの種になりかねません。快適なトレーニングライフのために、これだけは押さえて。
1. 騒音対策の三種の神器
ジョイントマットを床に敷くのは必須として、あと二つ。可変式なら、プレート同士が当たる「カチャカチャ音」は避けられません。気になる方は、ネジ式で密閉するタイプか、プレートが露出しないPUコーティングモデルを選ぶのが正解です。そして、ダンベルを床に「ドン!」と置かない。最後の一回まで、静かに「置く」ことを動作の一部にしましょう。
2. ダンベルを長持ちさせる簡単習慣
トレーニング後は、乾いたタオルで汗や皮脂をサッと拭き取るだけで、グリップのベタつきや金属部分のサビを防げます。可変式の場合、週に一度は動作部分に異音がないか、プレートを外して軽く拭き掃除してあげると、いつまでも新品の調整感が長持ちしますよ。
20kgダンベルに関する「あるある質問」に答えます
Q. 女性でも20kgダンベルは必要ですか?
A. 上半身種目では10kg前後の可変式で十分なことが多いです。ただ、下半身を本気で鍛えたい(ヒップアップ目的など)場合、スクワットやデッドリフトで20kgのダンベルがあると負荷が格段に上がり、効率的です。可変式で2kgずつ試せるモデルがベスト。
Q. アパート住みですが、床が抜けたりしないか心配です
A. 20kgのダンベルが一本あっても、局所的な荷重で床が抜けることは通常の建築基準ならまずありえません。心配なのはむしろ「落下時の衝撃」。ジョイントマットは厚さ2cm以上のものを選び、何より落とさないよう、しっかり握れるグリップのダンベルを選びましょう。
Q. ダンベルだけで本当に筋肉はつきますか?
A. はい、十分につきます。バーベルのように両手が固定されないため、不安定さを補うために深層部のインナーマッスルまで動員されます。重量さえ適切なら、ジムより効率的なケースもあるほど。大事なのは、今回ご紹介したような種目で「限界まで追い込めるかどうか」です。
まとめ:あなたの限界を超える20kgダンベルを相棒に
さて、ここまで読んでいただいて、20kgダンベルが「ただ重いだけの鉄の塊」には見えなくなったのではないでしょうか。
大胸筋をパンプさせるプレスも、広背筋を羽のように広げるローイングも、そしてたくましい脚を作るスクワットも。10kgでは決して味わえなかった「効いている実感」が、この重さにはあります。
「ちょっと挑戦してみようかな」と思った今が、まさに買い時です。あなたのトレーニングの質を劇的に変える、相棒となるべき1本を、ぜひ手に取ってみてください。限界のその先へ、踏み出す準備はできていますか?

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