「そろそろ筋トレ始めようかな」
そう思ってダンベルを探し始めたのはいいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない。可変式だの固定式だの、ダイヤル式だのブロック式だの。専門用語ばかり並んでて、何が自分に合ってるのかサッパリだ…。
そんな声、めちゃくちゃよく聞きます。というか、僕自身がまさにそうだった。最初は適当に選んで失敗して、結局買い替えるハメになったクチ。
というわけで今回は、あなたが「これだ!」と思える1本に出会えるように、目的別・レベル別でダンベルの選び方をガッツリ解説していく。最後まで読めば、もう迷わなくなるはずだ。
ダンベルで一番大事なのは「重さ」だという話
まず最初に断言しておきたい。ダンベル選びで失敗したくなければ、「重さ」を最優先に考えるべきだ。
デザイン? 正直あとでいい。色? 気にしなくていい。
なぜか。シンプルに、重すぎても軽すぎても、まともなトレーニングにならないからだ。
男女別・初心者が選ぶべき重量の目安
「で、結局何キロから始めればいいの?」という話。
男性の場合
- 腕や肩の種目なら、片手5kgがスタートライン
- ベンチプレス系なら10kg~15kgから
- けど1ヶ月もすればすぐに物足りなくなる。だから最初から可変式で最大20kg対応を狙うのが賢い選択
女性の場合
- シェイプアップ・引き締め目的なら2kg~3kg
- ちょっと本格的に筋肉つけたいなら3kg~5kg
- バストアップや二の腕引き締めには軽めで高回数。これが鉄則
「でも、どれくらいの重さが自分に合うのか想像つかない…」という人は、500mlのペットボトルを片手に持ってみてほしい。あれが約0.5kg。2本で1kg。この感覚を基準にすれば、だいたいの目安がつかめるはずだ。
買い替え地獄にハマらないために
ここで一つ、めちゃくちゃ大事な話をさせてほしい。
筋トレを続けてると、たった数ヶ月で最初の重さが物足りなくなる。人間の身体って素直で、ちゃんと鍛えればちゃんと強くなる。筋肉は賢いんだ。
そしたらどうなるか。
重いダンベルを買い直す。→また物足りなくなる。→また買う。
これ、マジでお金がもったいない。だからこそ、最初から可変式ダンベルを選んでおくのが結局は近道なんだ。
可変式ダンベルって結局どれがいいの?
ここからが本題。「重さを変えられるダンベルがいいのはわかった。でも可変式にも色々あるんでしょ?」その通り。大まかに3タイプある。それぞれメリット・デメリットがあるから、自分のスタイルに合わせて選んでほしい。
ダイヤル式:時間をムダにしたくない人へ
ダイヤルを「カチッ」と回すだけで、数秒で重量が切り替わる。これ、やってみるとわかるけど、めちゃくちゃ快適だ。
筋トレで意外とストレスになるのが「重さの切り替え時間」。セット間のインターバルでモタモタしてると、集中力が途切れる。ダイヤル式はそのストレスを根こそぎ消してくれる。
ただし、精密部品が多いぶん高価で、落としたりぶつけたりすると故障のリスクがある。取り扱いは丁寧に。
こんな人におすすめ
- スピーディーに追い込みたい中上級者
- インターバルを短くして密度の高いトレーニングをしたい人
- 予算は気にせず機能性で選びたい人
ブロック式(ピン式):壊れにくさ重視ならコレ
ピンを抜き差しするだけで重量が変わる。構造がシンプルだから、精密機器みたいな壊れやすさがない。落としてもまあ大丈夫。
あと、これ地味に優秀なのが「側面がフラット」なモデルが多いこと。何がいいかというと、太ももに載せて構える「オンザニー」がめっちゃやりやすい。ダンベルプレスの時、太ももで蹴り上げて構える動作、あれがスムーズに決まるとトレーニングの質が段違いなんだ。
こんな人におすすめ
- ガシガシ使いたい。壊す心配をしたくない
- ダンベルプレスをメイン種目に据えてる人
- 家族と共有するのでシンプルな操作性が欲しい
カラー式:とにかく安く始めたい初心者へ
昔ながらの、プレートを手で付け替えるタイプ。可変式の中で最も価格が安い。そのぶん重量変更に手間がかかるから、セット間の切り替えはかなり面倒だ。
「まだ続くかわからないから、とにかく低予算で…」という人にはアリだと思う。ただ、正直なところ、トレーニングにハマってくると必ず「めんどくさ…」ってなる。それでだんだん使わなくなるパターン、めちゃくちゃ多い。
だったらちょっと奮發してブロック式を買ったほうが、長い目で見るとコスパはいいんじゃないかな。
握り心地を左右する「シャフト加工」の選び方
ダンベルって、持つものだからこそ「握り心地」がめちゃくちゃ重要だ。ここを軽視すると、せっかく高いものを買ってもストレスで使わなくなる。
ローレット加工:高重量を扱うなら必須
金属の表面に細かい凹凸を刻んだ加工。汗をかいても滑りにくい。高重量をガッツリ握り込むトレーニーにはこっちがおすすめだ。
ただし、素手で長時間握ってるとマメができやすい。それが嫌ならグローブを併用するといい。
ネオプレーン加工:手が痛くない優しさ
合成ゴムで覆われていて、握った感じがめっちゃソフト。手が小さめの人や、握力に自信がない女性でも安心して持てる。
ただそのぶん、汗をかくと滑りやすいという弱点もある。とはいえ2kg〜5kg程度の軽めのダンベルなら、そこまでデメリットにならない。
素材で変わる「音」と「床ダメージ」
これ、賃貸に住んでる人は本当に気をつけてほしい。
ラバー・樹脂コーティング:静かさ重視なら一択
床に置いた時の「ゴンッ」という衝撃音がかなり軽減される。アパートやマンションの上階に住んでるなら、これ一択といっても過言じゃない。あと床を傷つけにくいから、フローリングを守れる。
ただし、新品のうちは多少ゴム臭がする。開封後しばらく風通しのいいところに置いておけば気にならなくなるけど、鼻が敏感な人は注意。
アイアン(金属):価格重視ならアリ
一番安い。けど、床に直接置くと傷がつくし、ぶつければ「ガシャン」と結構な音が鳴る。できればトレーニングマットの上で使うこと。
クロームメッキ:サビに強くて見た目も◎
金属の表面にメッキ加工を施していて、汗による錆びに強い。見た目もスタイリッシュで、なんかテンションが上がる。
テンションが上がるって結構大事で、道具がカッコいいと「よし、やるか」ってなる。そういうモチベーションの上げ方もあっていいと思う。
「騒音」と「床傷」の悩みはマットで解決
近隣トラブル、これだけは絶対に避けたい。
階下の人から「ドスンドスンうるさいんですけど」なんて言われたら、もう気持ちよくトレーニングできない。そのストレスで筋トレ自体をやめちゃう人もいるくらいだ。
解決策はシンプル。ラバーコーティングのダンベルを選んで、その下に専用のトレーニングマットを敷く。これだけで衝撃音がガクッと減る。
マットは厚み1cm以上あると安心。ヨガマットだと薄すぎて効果が薄いから、ちゃんと「トレーニングマット」と書かれたものを選ぶべし。
結局どれを買えばいいの?シーン別まとめ
長々と語ってきたけど、「で、結局どれ?」って思ってるよね。最後にシンプルにまとめる。
- 一人暮らしの男性で、とことん追い込みたい → ダイヤル式可変ダンベル・最大20kg以上。ローレット加工でグリップ力◎
- 賃貸アパートで静かに、でもしっかり鍛えたい → ラバーコーティングのブロック式可変ダンベル+トレーニングマットのセット
- 女性で、シェイプアップがメイン目的 → ネオプレーン加工の固定式ダンベル。2kgと3kgを2つずつ買っておくと色んな種目に対応できる
- 初心者だけど、本気で続けるつもりがある → ブロック式可変ダンベル・最大15〜20kg。最初は軽め、慣れたら重くできるので長く使える
- とにかく安く。まずは試してみたい → カラー式可変ダンベル+トレーニングマット。ただし将来的な買い替えはほぼ確実
ダンベルを買ったあとにやってほしいこと
道具が揃ったら、あとは「やる」だけなんだけど、もう一つだけ伝えさせてほしい。
それは「フォームをちゃんと学ぶこと」。重さにこだわる前に、正しい動きを覚えてほしい。変なフォームで高重量を扱うと、筋肉じゃなくて関節を痛める。そうなると元も子もない。
YouTubeにいくらでもお手本動画が上がってるから、最初はスマホを床に置いて自分のフォームを撮影しながらやるのがおすすめ。客観的に見ると「あれ、思ってたのと全然違う…」ってなるから。
ダンベルは買ったら終わりの道具じゃない。むしろここからがスタートだ。
相棒になる1本を見つけて、数年後の自分に「あの時買ってよかった」って思えるように、一歩ずつ積み重ねていこう。

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