筋トレを始めようと思って、まず直面するのが「どのダンベルを買えばいいの?」っていう疑問じゃないでしょうか。ネットで調べても情報が多すぎて、余計にわからなくなりますよね。
実は、ダンベル選びで失敗する人のほとんどが、重さの選び方か種類の選び方、このどちらかで間違えているんです。
今回は、自宅トレーニング歴10年以上の経験から、本当に後悔しない選び方を包み隠さずお伝えしていきます。
ダンベルは「可変式」か「固定式」か、まずここで分かれる
ダンベルには大きく分けて2種類あるのを知っていますか。重さを自由に変えられる「可変式」と、重さが決まっている「固定式」です。
どちらを選ぶかで、これからのトレーニングライフが大きく変わってきます。
可変式ダンベルのメリット・デメリット
可変式の最大の魅力は、これ一台で何役もこなせること。筋力が上がるにつれて重さを変えられるから、長く使えるんです。
たとえばショルダープレスは重い重量で、サイドレイズは軽い重量で、なんて使い分けがサッとできます。ドロップセットのような追い込み方も可能。
でも、いいことばかりじゃありません。固定式に比べるとどうしてもガタつきが出やすく、落としたら壊れるリスクも。それに価格も高めです。
本気で身体を変えたい人、中長期的にトレーニングを続けるつもりの人には、可変式一択だと個人的には思います。
固定式ダンベルのメリット・デメリット
固定式の良さは、なんといっても気軽さ。持ってすぐ始められるから、ながら運動や有酸素系のダンベルウォーキングにぴったりです。
表面の加工も豊富で、ネオプレーン加工なら握り心地がソフトで手にマメができにくい。ラバータイプなら床を傷つけにくく、マンションでも安心して使えます。
ただし、重量を増やそうと思ったら買い足すしかありません。本格的に鍛えたい人には、すぐに物足りなくなってしまうでしょう。
目的別で見る、最適な重さの選び方
「結局、何キロを買えばいいの?」という声を一番よく聞きます。
ここは本当に大事なところなので、目的別に具体的な数字を出していきますね。
ダイエット・引き締め目的なら
女性は2kg〜3kg、男性は5kg前後がスタート地点です。
軽すぎると効果を感じにくく、重すぎるとフォームが崩れて狙った筋肉に効かなくなります。最初は「ちょっと軽いかも」くらいでちょうどいいんです。
可変式を選ぶなら、女性は最大20kgまで調整できるモデル、男性は24kg〜30kgまで対応できるモデルが長く使えます。
筋肥大・本格的な肉体改造なら
ここは最初からしっかり重量を扱える可変式を選んでください。
男性なら最大30kg以上、女性でも20kg以上は欲しいところ。ベンチプレスやローイング系の種目では、想像以上に早く重さが足りなくなります。
「そんなに重いの必要?」と思うかもしれませんが、スクワットやデッドリフトをダンベルでやると、あっという間に20kgじゃ足りなくなりますよ。
運動不足解消・健康維持なら
重さよりも「続けやすさ」を優先しましょう。
3kg〜5kgの固定式をひとつ持っておくと、テレビを見ながらのアームカールや、ちょっとした合間のスクワットに便利です。わざわざ重さを変える手間がないから、思い立ったらすぐできるのが続くコツ。
可変式ダンベルの「重量調整方式」を理解しよう
これ、実はかなり大切なのに、あまり詳しく解説している記事がないんです。
重量調整の方式によって、使い勝手がまるで違います。
ダイヤル式
ハンドル部分をカチカチ回すだけで重量が変わるタイプです。
最大の利点はスピード。1秒で重量変更できるから、セット間のインターバルが短くなり、集中力が切れません。ドロップセットなんかもスムーズにできます。
代表的なモデルがNUOBELLシリーズ。20kgから40kgまで展開していて、見た目もスタイリッシュ。価格は張りますが、本気の人にはそれだけの価値があります。
ブロック式
プレート部分をワンタッチで着脱できる方式です。
ダイヤル式より時間はかかりますが、操作は直感的でわかりやすい。初めて可変式を使う人でも戸惑うことはないでしょう。
カラー式
プレートを差し込むシンプルな構造で、可変式の中では最も安価な部類です。
Eisenlinkの可変式ダンベルは純鋼製で頑丈。2kg刻みで細かく調整できるから、女性の筋力アップにも向いています。ただグリップが太めなので、握力に自信がない人は注意してください。
コスパで選ぶならNorthdeerも外せません。25kgまで対応して、価格はダイヤル式の半分以下。初めての可変式として悪くない選択肢です。
マンションでも安心、騒音・床傷対策のポイント
集合住宅でのトレーニング、これ気になりますよね。
固定式ならネオプレーン加工やラバー加工のものを選べば、置くときの衝撃音や床の傷をかなり軽減できます。
可変式を使う場合は、トレーニングマットは必須です。ヨガマットでも代用できますが、厚みが1cm以上あるものが安心。金属プレートがむき出しのタイプは特に、マットなしでは床が確実に傷みます。
あと、つい落としそうになる高重量の種目をやるときは、ダンベルの下にバスタオルを折りたたんで敷くだけでもかなり違います。地味ですが効果的なライフハックです。
最初の一台で失敗しないために、あえて「重い」を選ぶ戦略
ちょっと矛盾するように聞こえるかもしれません。
でも、多くの初心者にとって「ちょうどいい」と感じる重さは、たいてい1ヶ月後には「物足りない」に変わります。筋肉は意外とすぐ適応するんです。
だから、特に可変式を買うなら、今の自分には少し重すぎるかな、と思うモデルを選んでください。使わないプレートは外しておけるし、成長に合わせて追加していける。これができるのは可変式だけの特権です。
値段だけで選ぶと、安いモデルを買ってすぐ買い替えるハメになります。それは結局、高くつく。そういう話を何度も見てきました。
目的別おすすめダンベル、最終まとめ
ここまで読んでいただいて、自分に必要なものが少し見えてきたのではないでしょうか。
最後に、目的別のおすすめをざっくり整理します。
本気で身体を変えたい人には、NUOBELLのダイヤル式可変ダンベル。最初の投資としては大きいですが、ジムに行くことを考えれば安いものです。
コスパ重視で始めたい人には、Northdeerの25kg可変式。機能と価格のバランスが秀逸で、入門機として十分すぎます。
ながら運動や軽い運動習慣をつけたい人には、ネオプレーン加工の3kg〜5kg固定式。手触りが良くて床にも優しいから、リビングに置きっぱなしでも生活感が出にくいです。
ダンベル選びに正解はひとつではありません。でも、自分の目的をはっきりさせて、必要な機能を見極めれば、自然と選ぶべき一本は決まってくるはずです。
今日が、あなたの新しいトレーニングのスタートになりますように。

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